塗装案内工事の流れ

外壁がコンクリート材（砂及び砂利とセメントと水とを練り混ぜて作る建築材料）などでできているものは、10年もするとひび割れが生じてくるケースがあります。
このひび割れを私たちはクラックといいますが、塗装をしても何年か立つとクラックが出てきてしまいます。状況にあったクラック処理を弊社では行います。

サビは完全に落とさないと．塗装の寿命を短くします。弊社では、確実にサビを取り除いた上で、下塗りの工程にはいります。

サイディング壁の窓回りなどにはシーリング処理が施されています。シーリング材は、紫外線や日がよくあたる場所の場合は、寿命が10年と言われています。
そこで既存のシーリング処理を残して、上から処理を施す増し打ち、又は、新規でシーリング処理をする打ち替えの2パターンから状況を見て判断して下地処理を施します。

養生は、塗装の50%を占めるともいわれる工程です。養生は、塗料が飛ばない処理だけではありません。技術力がでますが、塗装をキレイに塗るには、一直線で引けなければいけません。

下塗りに関しては、大きく３種類（錆止め・シーラー・フィーラー）に分かれます。 下塗り材には、上塗り材との密着をよくするための「シーラー（プライマー）」と、接着剤の役割とひび割れや凹凸を埋める役割を持つ「フィーラー」とがあります。 下地の状態や外壁材等を考慮して下塗り材を決定します。下地の状態によってはシーラー（プライマー）を塗装した後にフィーラーを塗装します。下地をしっかり作ることがとても大切なのです。

下塗りの塗面を平滑にし、上塗りの仕上がりをきれいにする為の作業です。場所によっては、刷毛を使い分け丁寧に塗装をします。

もうすぐ完成です。最後の最後まで仕上がり面を美しく整えるよう、丁寧に塗装します。

塗り残しや、塗りムラのチェックを行いながら、丁寧に養生をはずしていきます。 その後、足場を解体し、飛散防止ネットを外します。その際、きれいに仕上がった塗料面を汚さないように十分細心の注意をして作業致します。。